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2011年1月16日 (日)

センター試験が終わって・・・文法は!?

 今年もセンター試験が終わった。受験生の皆さん、お疲れ様でした。今年は全国的に気象条件が悪く、一段と大変だったことでしょう。
 今年のセンター試験は、昨年と比べ、総語数が増えたものの、若干易化したように思われる。が、総じて言えば、それほど大きな変化はなかった。
 ただ、それにしても、最近改めて思わされるのは、センター試験が易しくなったこと。10年前、15年前と比べると、明らかに難易度が違う。

 と同時に、私が重要視している文法の出番がほとんどなくなっているようにも見える。実際、今年のセンター試験で、文法をストレートに問うているのは、第2問A・問3の仮定法を問う問題と、問7の仮目的語を問う問題だけだったし(ちなみに、これらは確実に出来てほしい問題)、長文問題でも、解読に文法の助けが欲しくなる英文は、ほとんどなかったかもしれない。
 とは言え、
it has been suggested that what makes them so is their teeth.(第6問,1段落7行目~)
という部分は、makeはOCをとること(ということはsoがC、ということはwhat~の関係代名詞節はsoまでである、という風に派生していく)を意識すれば、よりわかりやすくなるはずだし、
Which of these slight advantages they have over those that die is not clearly understood;(第6問,5段落5行目~)
という部分は、haveのOは何なのかや、Which~dieが名詞節で文全体の主語だ、といったことが意識できれば、よりわかりやすくなると思う。
 つまり、文法問題として直接問われないとしても、さらに一昔前と違って、高度な文法を駆使する場面は少なくなったとしても、文法的思考をする、少なくとも文法的視点を持つことは必要だと思うのだ。
 それに、言うまでもなく、これからやってくる国公立大の二次試験や、私大の入試は、直感で片づけられる問題ばかりではなく、文法の助けを必要とする問題がかなりあるはず。
 私は、文法至上主義では全くないが、直感ではわからなくても、文法的思考を加えると、もう少し上のレベルのこともわかるようになるということを、自分自身も体感しているので、学生の皆さんにも、ぜひ文法的思考を大事にしてもらいたい、と思っている。

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