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2010年10月18日 (月)

貧者の兵器とロボット兵器

 NHKで、貧者の兵器とロボット兵器という番組を見た。

 ハイテクのロボット兵器を使うアメリカと、自爆テロで生身の人さえ兵器として使う、アフガニスタンのテロ組織との、戦い方のギャップが描かれていた。

 それによれば、もはやアメリカ人は、自国の安全な場所にいて、地球の裏側のロボット兵器を操作して、敵を殺せるということだった。衝撃的な内容なのだが、私が最も気になったのは、アメリカ人兵士の顔に、自分は何でもできるという、万能感が漂っているように見えたこと。実際、かわいらしい若い女性兵士が、自分は高いところが怖いけど、ロボットの飛行機なら、自分は安全が保障されていて完璧、と笑顔で答えていたことには、凍りつくほどの戦慄を覚えた。

 若い女性兵士の笑顔に象徴されるような、ロボット兵器による、人を殺すことへの抵抗感の喪失、悲惨な現実への無関心、そして、その気になれば何でもできると思わせかねないほどの、アメリカのあまりの軍事力の強さ。テロを食い止めなければならないアメリカの立場はよくわかるが、この番組を見て、それとは次元の違う恐ろしさが胸に迫ってきた。

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